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ゴールデンウィークが始まりましたね。伊勢志摩サミット開催も近 […]
1910(明治43)年10月2日、初代奥野佐吉が伊勢神宮外宮前で参拝客にうどん(現在の伊勢うどん)をもてなしたことから歴史が始まりました。3代目奥野佐三が今の店舗がある内宮前に移転、4代目奥野圭介が1995年に松阪牛などを提供する飲食店「牛ステーキおく乃」をオープンさせ、5代目奥野祐司が2007年に伊勢神宮を訪れる客にゆっくりと食事を楽しんでもらえる飲食店として「和食カオク」をオープンし2010年に創業100周年を迎えました。これもひとえに皆様のおかげであります。今後は内宮前だけでなく、地域に目を向けた様々な事業を展開していきたい所存でございます。
一般的な、うどんのようにツユに浸ったものではなく、たまり醤油に鰹節、昆布等の出汁を加えた、黒く濃厚なタレ(たまり醤油の色)を、太い緬に絡めて食べるものが「伊勢うどん」です。
太い麺は長時間かけて柔らかくゆで上げられており、一般的には薬味の刻みネギだけで食します。
麺は極太で、直径1cm前後。非常に柔らかく、もちもちしており、一般的なうどんとはかけ離れた食感も「伊勢うどん」の特徴です。
古くは江戸時代以前から伊勢の農民が食べていた地味噌のたまりをつけたうどんを、食べやすく改良したものといわれる。
できるだけ手間がかからず、延ばす手間がいらない太い麺と、また安く済むネギだけの具という、うどんが形作られたのではないかと考える人もいますが、実際には米などの粒食が日常の食事であったのに対して、小麦を粉に挽いて作るうどんは祭りの時に手間をかけて作る、ハレの日の食事であり、最高のごちそうと考えられていました。
松阪牛は、但馬牛の他、全国各地から黒毛和種の子牛を買い入れ、三重県松阪市及びその近郊で肥育された牛です。正式な読みは「まつさかうし」とされていますが、三重県では一般に「まつさかぎゅう」と呼ばれています。松阪肉は、日本三大和牛の1つで「肉の芸術品」の異名を持ち、霜降り肉になっているのが特徴です。
戦後は1949年(昭和24年)に松阪肉牛共進会が開始され、品評会に優秀な肉牛が出品されて松阪牛の名声を高めました。一方で、日本食肉格付協会の枝肉格付けが最上級のA-5とB-5のもののみを「松阪牛」と認定し、品評会向け以外に一般に流通するものにも厳格な品質を貫いた。高度成長期以降より、松阪牛は次第にブランド牛肉として認知されるようになっていきました。